長崎サッカーマガジン「ViSta」

【ショートインタビュー】中村北斗~地元だからこそのラストメッセージ~「自分も長崎をJ1に昇格させる力になりたかった。選手の意識を高めるのはチーム愛」

地元出身であり、膝の故障さえなければ、未だに国内トップレベルの選手としてプレーしていたであろう中村北斗。出場数や年齢を考えれば、契約満了も予想された部分があったとは言え、12月19日に彼の契約満了が発表されたとき、少なからず動揺した人も多いことだろう。記者もその一人で、最初は彼の契約満了に寄せて、2シーズンの間に聞かせてもらったコメントを振り返りながらのコラムを書こうと思った。だが余りにも多くの話をさせてもらったため、テーマがぼやけるような気がして書けずにいた。今回、中村自身が契約満了を意識していた11月上旬に聞いた話を、インタビューという形で掲載したい。

-リーグ終盤は、J1昇格の可能性がなくなった中での戦いとなりました。

リーグ戦が残り5試合くらいで、ホームゲームに負けたとき、後悔の気持ちが湧いたんですよ。「(気持ちが)乗るの待ちをしてしまったんじゃないか」と思って、こうすれば良かったんじゃないか、何かできたんじゃないかって。地元の人間だからこそ、チームを助けなければいけなかったし、何かをみんなに伝えなければいけなかった」

-地元出身だからこそとは?

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