長崎サッカーマガジン「ViSta」

【コラム 】U-18 長崎県1部リーグ2020 は大激戦の予感!

今年の『高円宮杯JFA U-18サッカーリーグ2020 長崎県1部リーグ』は大激戦、間違いなしだ。

今年の県1部リーグに参加する10チームは以下。

・長崎総合科学大学附属高校
・長崎創成館高校
・鎮西学院高校
・V・ファーレン長崎2nd
・諫早商業高校
・長崎日大高校
・長崎南山高校
・国見高校2nd
・大村工業高校

久しぶりにAチームが県リーグを戦う長崎総大附属

長崎総大附属と優勝を争うとされる創成館高校

昨年にプリンスリーグ九州で戦った県内2強の長崎総大附属と創成館が県1部リーグへ降格。さらに伝統的な強豪である日大・南山・諫商、今季はかなり良いと評価されている島商などがズラリと並び、わずか1枠の優勝・プリンスリーグ九州参入戦出場権を争う。

毎年、しっかりとチームを作ってくる長崎日大

プリンスリーグで戦うV・ファーレン長崎U-18と国見高校は、バックアップメンバー主体の2ndチームでの参加。今年はプリンスリーグ九州と県1部リーグの日程が重なることが多いため、プリンスリーグに登録されている主力が県1部に出場するのは難しくなるとされている。それでも両チームともに個の能力は高い。思わぬ活躍も十分にあり得るだろう。

V・ファーレン長崎U-18は今年も2ndチームが県1部リーグを戦う

そして大きな波乱要素が新型コロナウイルスの影響だ。休校となったことにともない、現在は各校ともに部活動へ制限がある状態。各校それぞれに制限度合いに違いはあるようだが、関係者が「ぶっつけ本番でリーグ戦に入らないといけない」と語る中での開幕は、さらなる波乱を巻き起こしそうだ。

現時点で、県1部リーグは4月開幕が予定。しかし、新型コロナウイルスの影響次第で日程が変更する可能性もある。一刻も早いコロナウイルス終息を願うとともに、アカデミー年代の熱い戦いが滞りなく行われることを期待したい。

reported by 藤原裕久

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