長崎サッカーマガジン「ViSta」

【コラム 】今季新加入選手の中心、ルアンの現在地を探る。~リーグとチームへの適応さえ整えば!その実力に疑いようはない~


2月23日のJ2開幕戦、スタメンを見て、意外に感じたサポーターもいたことだろう。今季補強の目玉選手で、背番号10を背負うルアンの名がそこにはなかった。
「温存ということで(笑)。」
試合後の手倉森監督はそう説明したが、開幕前の取材の中で、チームとの融合状態を見て、ルアンがスタメンを外れる可能性のあることは感じていた。

彼の実力ならば、開幕戦で出場させても無難なプレーを見せたかもしれない。少しばかり良くない状態でも開幕戦だからというエクスキューズが通用したかもしれない。だが彼の本来の実力や求められる役割を考えると、開幕戦で中途半端なJリーグデビューを飾らせてしまい、変な印象を残さないことも大事だったと思う。

それはルアンという選手が、それほどの選手であることの証明であり、チームの期待の表われでもあった。

(残り 1659文字/全文: 2010文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ