長崎サッカーマガジン「ViSta」

コロナの中のスタグルレポート!タコの絶品すり身『たこ野郎』はコロナに負けんやろ!

V・ファーレン長崎のスタジアムで最も元気なスタジアムグルメと言えば、ご存じ、地元のタコが入ったすりみをカリっと揚げた「たこ野郎」。島原の本多蒲鉾店のオリジナル商品で、友人に試食してもらった際に「(材料に入っているのは)タコやろう」という言葉をそのまま商品名にした、ストレートな逸品だ。

「ガーッとボールが来たら、ダーッと走って、バーンって打つんだ」なんて表現すると、知的水準を甘く見られそうだが、擬音は表現でとても大事だ。そんな擬音で表現すると、一口目はカリッ、口の中ですり身がフワッ、かんでいるとタコがコリッの『カリッ!フワッ!コリッ!』。


毎回、スタジアムでも長蛇の列ができる人気スタグルの「たこ野郎」だが、現在は新型コロナウイルスの影響でJリーグ公式戦が中断中。そのために今年は食べる機会が激減したというサポーターも多いことだろう。

店主の本多康一郎さんも「商売も厳しいけれど、みんなに会えないのがキツい」と言う。それでも雲仙市国見町のお店までサポーターが来てくれるらしく、そこに励まされているのだとか。

本多蒲鉾店では、普段のスタジアムで販売している「たこ野郎」を始めとする商品を店頭で販売中。スタジアムで食べるときのように油で揚げるの手間だという人には「フライパンでコロコロってやりながら、焼くと良いよ」とのこと。先日からは地方発送も行うようになった(問い合わせは 本多蒲鉾店までFAX(0957-78-3112))という。

チームや試合を見られるのはもう少し先になりそうだが、それまでは家でスタグルを食べながら、スタジアムの雰囲気を味わってみるのはどうだろうか。

reported by 藤原裕久

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