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【トピックス】相次ぐ大会中止。総理大臣杯、長崎県高総体の中止が決定

学生たちの目標としてきた大会の中止決定が相次いでいる。14日、⼀般財団法人 全日本大学サッカー連盟は『2020年度 第44回 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント』の中止を発表。同日、長崎県高等学校体育連盟も臨時理事会で、『令和2年度(第72回)長崎県高等学校総合体育大会』の中止を決定した。

総理大臣杯は8月から9月にかけて、関西地区での開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大の影響により、地域予選の開催が困難なことに加え、参加各大学の移動にともなうリスクなどにより中止が決定。昨年の総理大臣杯は明治大学が2連覇を達成していた。

6月5日から予定されていた長崎県高総体は、先月24日のインターハイ中止が決定後に開催判断を保留して検討を続けていたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から開催中止の決断に至ったという。県高総体の夏開催案も検討されたというが、学校側スケジュールなどの都合から夏開催は難しいとも言われていた。

昨年の県高総体サッカー競技は、男子が長崎日大が2連覇中で、女子は鎮西学院高校が9連覇中。今年1月に行われた新人戦では、長崎総合科学大学附属高校と鎮西学院高校が優勝しており、高総体での活躍が期待されていた。

reported by 藤原裕久

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