長崎サッカーマガジン「ViSta」

【J2第5節:琉球vs長崎】プレビュー:~1年前のリベンジではなく、リディームを!試合のカギは気温とターンオーバー~

▼『1年前の記憶』

2019年8月10日、荒天の中で行われたJ2第27節、アウェイのFC琉球戦。後半85分までリードしていたV・ファーレン長崎は、86分とアディショナルタイムにFC琉球の反撃弾を浴び、まさかの逆転負けを喫した。試合後の会見で手倉森誠監督は、ジャッジに対する意見を述べただけで会見を終了した。長崎の監督となって以後、手倉森監督が記者の質問を受付けなかったのはこのときのみである。そして後日、ジャッジに対する発言に対して、Jリーグは手倉森監督の2試合の公式戦ベンチ入り停止の処分を発表した。

それから1年。再び長崎はアウェイで琉球と対戦する。現在、長崎は開幕4連勝で、琉球は4戦未勝利。対照的なスタートを切った両チームの状況・戦力を考えれば長崎の有利は間違いない。それでも手倉森監督は警戒を緩めない。

「ものすごく攻撃的なチームだなと。攻撃力には手を焼く相手だと思います」

琉球戦で長崎が求める二つの目標は、1年前とは違う結果を出すこと、そして開幕5連勝を達成すること。それこそが1年前の記憶を払拭する唯一の方法だ。

1年前の試合でスタメン出場した畑潤基

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