長崎サッカーマガジン「ViSta」

【J2第9節:長崎vs東京V】プレビュー:~高湿度の中で、山口戦からの修正を見せられるか。8月最初のホームゲームでリーグ無敗の継続はなるか~

▼『課題からの修正』

「相手が退場者を出したあとに失点したのは、山口にそれくらいパワーがあったということ。ああいうパワーを序盤から出されていれば、もっと厳しい結果になっていたと思う。」

試合後の手倉森監督が語ったとおり、前節の山口戦は勝利したものの盤石な内容とは言えなかった。ほんの少し山口に運があれば、ほんの少し長崎の選手が油断していれば、結果は真逆なものになったかもしれない。

確かに今の長崎は、起用・準備・ベンチワークの全てが好調だ。山口戦のように思うように戦えなくとも、勝ちを呼び込む勢いと底力も持つ。だが勝てば良いという戦いでは結果は長続きはしない。それは選手も監督も十分にわかっている。

「チームとしても勝ったけど納得いかないところがありました(米田隼也)」
「もう1回見直して修正していきたい(徳永悠平)」

東京ヴェルディ戦で、山口戦からの修正が確認できるような戦いを見せられるか。

それが、この後も続く連戦を戦い抜くための試金石となる。

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