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手倉森誠監督「ここまで勝ってきている相手を、最近勝てていないわれわれが止めれば、福岡の勢いを吸収できる。チーム内で信じ合う力が必要だ」【J2第22節:アビスパ福岡戦直前コメント】

リーグ前半21試合を終えての3位。J1昇格をノルマとするV・ファーレン長崎にとって、決して満足のいく成績ではなかった前半戦から、反撃を狙うリーグ後半戦へ。6試合未勝利という状況の打開を目指すため、無敗を保つホームゲームを前にした手倉森監督が福岡戦への決意を語った。

*質問文末の()内は質問媒体名

-リーグを折り返したわけですが、リーグ後半戦開始を前に、トレーニングでは、選手たちにどんなメッセージを伝えましたか。(ViSta:藤原裕久)

意識ですね。後半戦への意識。勝負はこの後半戦だという話をして、現状は足踏みをさせられているが、われわれの目標である優勝プランはアウェイでは勝ち点1、ホームでは勝ち点3を積み上げること。リーグ前半戦は、ホームが9試合で、アウェイが12試合だった。プランでは勝ち点39なんだけど、実際は勝ち点40を獲得している。リーグ後半戦は逆で、ホームが12試合、アウェイが9試合なので勝ち点が45。これを取らなければならないと。

ここまで戦って、われわれも高まっているものあるが、相手も高まっているものがある。そこへの対応をやっていきながら、こちらのやることを大事にしようとも話しました。対戦相手の特徴を考えるのが当然だけど、まずはチーム内の武器を信頼することが大事。ここまで戦ってできなかった部分を意識するより、できたことをチーム内で理解し合っていく。それがないと高まらない。チーム内での信じ合う力が必要だと話して、後半戦への巻き返しを誓い合いました。

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