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【トピックス】2020年 天皇杯2回戦『ヴェルスパ大分×MD長崎』レポート~粘り強く戦ったMD長崎だが、サブ組主体のヴェルスパ大分が順当勝ち~

23日、長崎県の『トランスコスモススタジアム長崎』で、『天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会2回戦』が行われ、大分県代表の『ヴェルスパ大分』と対戦した長崎県代表の『MD長崎』は、健闘したものの0-2で敗れ、ヴェルスパ大分が3回戦へと進出した。

試合は終始ヴェルスパペースで展開された

1週間前の天皇杯1回戦と同じスタメンのMD長崎に対して、リーグ戦真っ最中のヴェルスパ大分はレギュラーを全てスタメンから外して、サブ組主体のスタメンを構成。ともにコンパクトな陣形で試合はスタートするが、個で上回るヴェルスパがボールを保持。

V・ファーレン長崎U-18出身で、元V・ファーレン長崎所属の本多琢人も先発出場

それでもMD長崎は、時に6人の選手がペナルティエリア付近まで下がりながら、ゴールを守りつつカウンターを狙っていく。ヴェルスパの攻めあぐねもあり、このまま0-0で折り返せるかと思われた前半アディショナルタイム、MD長崎のクリアしたボールを拾った福島新太がシュートを決めて、ヴェルスパが先制に成功。

0-0で終わると思われた前半終了間際にヴェルスパが先制

後半の立ち上がり、より攻勢に立とうと高い位置から仕掛けるヴェルスパに対して、しっかりと守備をしながら同点を狙っていくMDだが、後半53分にオウンゴールで0-2。

後半も攻めに回ったヴェルスパが追加点を奪取

その後もボールを保持して主導権を握っていくヴェルスパに、守勢にさらされたMDは、追加点こそ許さなかったものの、得点を奪うことができずに試合は終了。MD長崎の今季の挑戦は2回戦で幕を閉じ、2-0で勝利したヴェルスパ大分が3回戦進出を決定した。

MDは1点が遠く2回戦で敗退となった

reported by 藤原裕久

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