長崎サッカーマガジン「ViSta」

【アカデミーレポート】第31回九州クラブユース(U-18)1回戦 後 選手・監督コメント「3年間の集大成として、応援してくれるみんなを全国へ連れていきたい(藤本翔)」「積み上げてきたものを出せるかが、次の試合への課題。良い準備をしていきたい(村上監督)」

藤本翔選手 試合後コメント


決めるべきところをしっかりと決めようと思って戦いました。そこができたのでしっかり勝つことができたと思います。普段から、ボールを奪いにくる相手をはがすトレーニングをしていて、まだ課題はあるんですけど、そこも今日はできたと思っています。相手が1年生のチームということで、勝つだけじゃなく、相手にやらせないことが大事な試合だったと思いますし、その中でも無失点で終えたDF陣は素晴らしかったと思います。

次は今日の試合より厳しいと思うんですけど、自分たちの持ち味であるトランディション(攻守の切り替え)をしっかりやっていけば勝てると思っています。自分は体格的に体を張ってナンボの選手なんですけど、自分が前線で負けてしまうと攻撃が始まらないと思うし、このプレースタイルが自分でも好きです。なので、そこを最大限に生かしてチームに貢献していきたいです。

次を勝てば全国大会へ出場できるので、今までやってきた3年間の集大成として、応援してくれる人を全国へ連れて行きたいです。

村上佑介監督 試合後コメント

相手は情報が少ない新チームな上、この年代は相手を甘く見ればやられてしまうこともあるので、難しさのある初戦だったと思います。なので、選手たちには「自分たちでやらなきゃだぞ」と煽りながら試合に入ったんですけど、選手たちがそこをやってくれて良かった。

不用意な1失点が自分たちを苦しめることもあるので、どんな相手にも隙を与えるな、絶対に失点だけはするなという話をしていました。なのでDFは、緊張感があったと思いますけど、川本祥央や首藤光翼を中心に良くやってくれました。少し危ないシーンもありましたけど、そこを守り切れたのはポジティブに受けとめたいと思います。

次は今日みたいな試合にはならないと思いますけど、油断せずに、自分たちのやれることをしっかりやれば負けることはないはず。その中で自分たちが積み上げてきたものを出せるかが、次の試合への課題。良い準備をしていきたいです。

次に勝てば12月25日の本大会まで今年のチームが続くんですけど、3年生に一人、鎖骨をけがした選手がいて、全国大会まで行ければ彼も復帰できるんです。だから試合前にも、みんなで全国へは最低限出るという話はしていました。そして出たからには、少しでも上を目指したいですし、僕も負けず嫌いなので一番上を目指したい。本大会の出場を辞退しているチームもあるらしいんですけど、自分たちの名を知らしめるチャンス。どれくらいいけるか試したいし、優勝を狙いたいと思います。

reported by 藤原裕久

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ