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手倉森誠監督「昇格への勢いを持続できなかった。選手は試練を乗り越えようと、そのときにやるべきことを出し尽くして戦ってくれた」【J2第41節:長崎vs甲府】試合後の記者会見コメント


手倉森誠監督(V・ファーレン長崎)試合後コメント

*質問文末の()内は質問媒体名

(総括)

追う立場のチームらしく、ホームで積極的に仕掛けて先制するまでは良かったんですが、後半に追いつかれて、まだ試合時間があったのに慌てさせられてしまって、追加点を奪えずに負けてしまったなと。勝たなければ昇格できない中で引き分けてしまった。昇格への勢いを持続できなかったなという気持ちです。今年こそJ1昇格という目標を成し遂げられずに、昇格を信じてくれたサポーターに対して申し訳ないと思います。最後まで昇格を争った徳島と福岡に対しては、最後にキッチリと勝って昇格を決めたというところにおめでとうと言いたいです。

こういう悔しい思いをしたことが、クラブの成長と発展へつながる経験になればという気持ちもあります。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)禍の大変なシーズンだったんですが、選手は試練を乗り越えようと、そのときにやるべきことを出し尽くして戦ってくれました。その中で昇格できなかったことへの悔しさを糧にして、前に進んでもらいたいと思います。最後のホームゲームでは、なぜこのチームがJ1に昇格できないんだと言われるようなサッカーを披露して、2020年を締めくくれればという気持ちです。

(残り 905文字/全文: 1439文字)

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