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【アカデミーレポート】第55回長崎県新人体育大会サッカー競技1回戦レポート~日大、諫商が順当勝ちし2回戦へ進出

16日、雲仙市・大村市の各会場で『第55回長崎県新人体育大会サッカー競技』の1回戦が開催され、長崎日大、諫早商業など8チームがシード校の待つ2回戦へと歩を進めた。

1回戦のうち、大村市古賀島スポーツ広場会場で行われた第2試合には、県内屈指の実力校である長崎日大が早くも登場して佐世保南と対戦。

佐世保南を相手にボールを保持した長崎日大だったが、佐世保南のブロックを作った守備の前にミスを連発。中盤でパスをつなぎきれず、シュートも精度を欠き、前後半を1ゴールずつにとどまり2-0で試合を終了。

勝ちはしたものの、佐世保南の思わぬ苦戦をしてしまった長崎日大だが、「今年のチームは伸びしろはある」と亀田陽司監督がいうとおり、長崎日大の選手たち個々のポテンシャルの高さは感じさせた。

続いて行われた第3試合では、海星高校と諫早高校が対戦。立ち上がりから堅守速攻を徹底する諫早高校が主導権を握り、開始5分で先制点を奪うことに成功。

その後もボールを奪おうとする海星のボールを奪っての速攻で攻めたてた諫早は、40分と49分に追加点。その後、運動量が落ちた諫早に対して、ボールを持てるようになった海星が63分に川口健太のゴールで1点を返したものの、試合は1-3のままで終了。ボランチ岩永拓也を攻守の中心に据える諫早高校が2回戦に進出した。

明日、17日に行われる2回戦からは創成館高校・長崎総合科学大学・国見高校ら優勝校が登場する。

その他の1回戦の結果は以下のとおり。

○長崎明誠 3-1 対馬
○長崎工業 2-1 佐世保工業
○諫早商業 2-1 猶興館
○瓊浦 5-0 島原
○佐世保西 3-1 長崎北陽台
○長崎北 3-0 西海学園

reported by 藤原裕久

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