【コラム】エンドレスに食と取材。緊急事態宣言解除直前の宮崎キャンプに行った話
例年、取材する側にとって宮崎キャンプは楽しく過酷なものである。何しろプロ野球とJクラブの多くが、この時期に宮崎に集中するのだ。当然ながらメディアもファンも殺到するので、宮崎市内のホテルを手配するのは一苦労だし、取材を終えて食事に出ても有名どころは予約で満杯。
そのために、どのメディアも早めに宿を抑えるのだが、クラブがスケジュールをギリギリまで発表しない場合は大変だ。暮らしの三要素、衣・食・住の内、食と住を十分に手配できず、着の身着のまま車中泊なんてこともある。
ところが今年は、1月中旬からという例年なら絶望的な遅さで準備に入ったのに、宮崎駅から徒歩5分のホテルがアッサリと確保できた。沖縄キャンプのとき同様、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のためである。
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