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【アカデミーレポート】国見・創成館が挑む九州新人戦の開幕迫る!

23日から島原市で、九州各県の新人戦上位2チームによる九州王者を決める「第42回九州高等学校(U-17)サッカー大会」が開催される。長崎県の代表は、今年1月に長崎県新人戦を制して11年ぶりの県王者となった国見高校が第一代表、選手権出場校の創成館高校が第二代表と、現時点での県内最強の2校が出場する。

県大会での国見高校は、素早い動きで相手の背後を取る本川瑠空と、ドリブルでの突破に優れる日髙希星の2トップが存分に機能。ボランチの川添空良らも活躍し、キャプテン山田純大や北村一真ら主力候補のコンディションが万全じゃない状態でも、不安を感じさせない実力を発揮した。本大会では大分県王者の大分鶴崎、強豪の鹿児島城西らと同グループだが、グループリーグ突破してくれることを期待したい。

1月の新人戦で名門復活を印象付けた国見高校

創成館高校は選手権本大会出場のためチーム作りに遅れも見られたが、接戦を制して決勝戦まで勝ち上がる勝負強さを発揮。県大会を通じて高めたそのチーム力と地力は確かだ。村田楓・立川蒼真らスキルのある攻撃のタレントと、GK永田健人を中心とした守備陣がかみ合えば、九州新人戦で上位進出も見えてくるだろう。

今や県内最強校の一角を担う創成館高校

残念ながら、今大会は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で無観客試合のため、一般の方は観戦することはできないが、多くの方に両校の活躍を祈りながら朗報を待ってもらいたい。

reported by 藤原裕久

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