【J2第5節:大宮vs長崎】プレビュー:「勝ちます!」守備の修正と球際の強さを示し、反転攻勢の一歩目を目指す大宮戦
■【「勝ちます!」】
大宮戦2日前に行われたオンライン取材で、メディアの質問が一通り終了すると、吉田孝行監督は席を立ちながら、Webカメラに向かってそう発した。
「勝ちます!」
真剣勝負は本当に難しい。内容で圧倒しながらも敗れることもあれば、逆に一方的な劣勢で勝つこともある。その難しさをわかっているからこそ、成績や課題に言及しながらも、リーグ序盤ということもあってメディアは「次は勝てますか」という質問を飲み込んでいた。そんな声なき質問への吉田監督の答えは、あくまでシンプルで、力みや不安を感じさせなかった。
周囲は大宮戦は負けた方が降格圏に沈みかねない試合としか見ていないかもしれない。長崎は低迷中と言う者もいるだろう。今は言わせておけばいい。監督が「勝ちます!」と言ったのだ。大宮戦でのわれわれはその言葉を信じるしかない。周囲の見方を変えるのは、シンプルに勝つという結果だ。大宮戦が、その結果を出す最初の試合となることを期待しよう。
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