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【トピックス】髙田春奈社長に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)陽性の診断

11日にV・ファーレン長崎は、表取締役社⻑ 髙田春奈が新型コロナウイルス感染症PCR検査で陽性診断を受けたことを発表した。

9日に社内の定期PCR検査でCOVID-19陽性と診断された髙田春奈社長

クラブの発表によれば、4月9日の就業後に、前日行なった社内定期PCR検査の結果で陽性と診断され、同日にJリーグへと報告。翌日からそのまま自宅での隔離・療養に入ったという。クラブは多良見事務所の11・12日を休業とし、12日に多良見事務所の消毒を実施。さらに従業員、スタッフ全員に抗原検査を行ない、濃厚接触者と特定された者のPCR検査と在宅勤務などの対応を行なった。なお、4月10日に開催された2021明治安田生命J2リーグ第7節ザスパクサツ群馬戦には、当該者ならびに濃厚接触が疑われる者は帯同していないという。

本人や周囲がどれだけ気をつけても、COVID-19の感染や濃厚接触を防ぐことが100%避けられない以上、不運だったとしか言いようがない。クラブの対応は『Jリーグ 新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン』に沿って対応されているだろうし、「個人名は原則非公開」のプロトコルの中で、氏名を公表したのも事態の重さを十分に理解していたからこそだと思う。現在、濃厚接触者についても保健所の指示を受け確認中とのことで、今は周囲に影響が最小限で済むように祈り、今回の件を踏まえて一層の注意を続けていくしかない。

reported by 藤原裕久

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