長崎サッカーマガジン「ViSta」

【J2第10節:長崎vs東京V】プレビュー:上位に昇るか、中位に留まるか。試金石となる東京V戦。中盤で隙を与えず、背後を突けるか

■【上位か中位か】

前節でモンテディオ山形に勝利した長崎の成績は4勝1分4敗の8位。第7節の町田ゼルビアに敗れた重々しい空気から立ち直り、チームには再び上位を狙えるムードが復活した。開幕からコンディションが整わずに苦しんでいたカイオセザールの状態も確実に向上し、ルアン、エジガルジュニオとともに得点を決めるなど、心強い材料が増えている。

だからこそ、今回の東京ヴェルディ戦は重要だ。ここで勝てば、連勝となるだけでなく、4月の5試合を4勝1敗として勝ち点12を得ることができる。引き分けたとしても勝ち点は10。どちらも優勝する勝ち点奪取のペース(1試合平均獲得勝ち点2)だ。だが、敗れてしまえば勝ち点は9に留まり、優勝ペースの勝ち点に届かない。

長崎は開幕スタートダッシュに失敗した。それを取り戻すには、どこかで失った勝ち点を取り戻さなければならない。今節は失った勝ち点を取り戻すチャンスとなる。東京V戦は上位にいくか、中位にとどまるかの試金石となる試合だ。

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