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【アカデミーレポート】新人戦王者の国見か、総附のリベンジか、創成館が立ち塞がるか、日大が強さを見せるか。2021 高総体サッカー競技 組み合せ発表

『令和3年度(第73回)長崎県高等学校総合体育大会サッカー競技(男子)』の組み合せが発表された。残念ながら新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で無観客開催ではあるが、この大会を最後に部活を引退する選手も多いだけに、開催されるだけでも喜ばしい。選手たちが存分に試合ができることを祈りたい。

今回、発表された組み合せは以下のとおり。

大会で軸となりそうなのは、国見高校・創成館高校・長崎日大高校・長崎総合科学大学付属高校。これに南山高校が続き、鎮西学院高校・島原商業・諫早商業といった常連強豪校が並ぶ。

県高総体でも優勝を狙う国見高校

今年、県新人戦と九州新人戦を制してスタートした国見。九州プリンスリーグでは苦戦中だが、戦力的には県内トップを誇る。プリンスリーグ6試合で5ゴールを挙げ、絶対的な得点源に成長した本川瑠空、U-18日本代表候補GKの緒方要、右サイドの田崎翔真、対人に強いCB市田広海など、各ポジションに力のある選手が多く、これに北村一真・川添空良・高木佑介・中山葵など多才な顔ぶれがそろっている。タレントが多いだけに最適の組み合せを見つけるのに難航しているが、新人戦に次ぐタイトル奪取は射程内だ。

1月の新人戦ではまさかの初戦敗退。巻き返しを狙う長崎総大附属

対国見の一番手となりそうなのが長崎総大附。1月の新人戦で名手、別府史雅を擁しながら初戦敗退したため、高総体はノーシードに回ったが、所属する選手たちの質は高く、「現時点での総合力は国見以上ではないか」と評する関係者も多い。対人を重視し、相手のキープレーヤーにマークをつけ、走力と個の攻撃力を生かす小嶺スタイルを児玉勇翔・竹田天馬・西岡柴音ら実力派がこなす。過去10大会中優勝3回と、新人戦や選手権予選に比べれば優勝回数の少ない高総体だが、新人戦のリベンジを目指す気持ちは強いはずだ。

この二校を追うのが、新人戦準優勝の創成館と、高総体で常に上位の成績をおさめる長崎日大だ。

地力の高い創成館も優勝候補の一角だ

県1部リーグでは4戦して1勝1分2敗と苦戦している創成館だが、今年もタレントは豊富。立川蒼真・村田颯といった個人で仕掛けられる選手も多く、前線にはFW波多野太一、GKにはU-18日本代表候補の永田健人がいるのも心強い。ほとんどチーム作りができていない中で挑んだ県新人戦でも準優勝を飾るなど、安定感も高い。優勝候補の一角であることは間違いない。

高総体に強い長崎日大。夏は彼らが得意とする季節だ

ボールをつなぐ伝統のスタイルに加え、今年は瀬崎耕平・三浦圭翔といった攻撃的なサイドの選手がそろっている長崎日大。選手個々のスキルが高いだけでなく、CB高村周太朗を中心とした守りも手堅い。攻守のバランスが整っている上、伝統的に力で劣る相手に敗れることも少ないのも強みだ、大会の勝ち上がり方をよく知るチームと言えるだろう。

長崎南山は選手の質という点では県内屈指。山口琉衛・立石海音・岩﨑大空・山村和雄ら昨年から活躍する選手が多いのも好材料で、2年目となる野中祐樹監督の采配にも注目が集まる。ハマったときのチーム力は中地区最強とも言われる鎮西も注目株だ。新人戦では国見のプレスに自由を奪われて大敗したが、福島澪音・島野正紳らを軸にボールをにぎって戦えば上位進出は十分に狙えるだろう。

県内屈指のボランチ林田阿土夢が卒業した島原商業だが、ターゲットとなれる瀬川颯摩・前に仕掛けられる林田心らアタッカーに特徴のある選手が在籍。森祐月を中心とし伝統校らしい粘り強さを持つ諫早商業とともに、今年も安定感のある戦いぶりを見せてくれるだろう。

また、昨年の選手権県予選に続き、今年の新人戦でもベスト8に進出し、県北の強豪から県の強豪へと成長しつつある佐世保実業。その佐実と県北最強を争う九州文化学園など近年は県北勢の健闘も目立ってきている。これらのチームがさらなる躍進を果たすのか、それとも他校が躍進を阻む意地を見せるのか、そのあたりも注目してほしい。

reported by 藤原裕久

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