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【アカデミートピックス】創成館高校が県内初の校庭全面人工芝生化~Sフィールド誕生へ~

画像提供:創成館高校

28日、創成館高校は「学校法人 奧田学園 創立100周年記念事業 人工芝グラウンド建設計画」を発表し、すでに人工芝生化を終えた中庭とあわせて公開した。

会見で創成館高校の理事長でもある奧田修史校長は、withコロナ時代の新しい教育環境として、「少しでも屋外でのびのびと活動できないものかと考えた」と、同事業の実施へ踏み出した理由を説明。奧田校長によると、数年前からグラウンドの人工芝生化は考慮していたものの、人工芝による環境や人体への影響を懸念していたという。だが、環境・人体への影響が従来より劇的に低く、極限まで天然芝に近い「COOOL TURF」を開発した長崎出身の濱口光一社長が代表を務める株式会社COOOLと出会い、安全性を確認。協力して芝生化することにしたという。

28日に創成館高校で行なわれた会見には、創成館高校の奧田修史校長(左)と、(株式会社COOOL)の濱口光一社長(右)が出席

会見に同席した株式会社COOOLの濱口光一郎社長は、やけど・静電気・環境や人体への影響、身体的な影響、温暖化など、従来の人工芝のデメリット解消を目指し、2年かけて天然素材100%の冷却充填(じゅうてん)剤「寒土」を開発。芝部分においても断面をV型とすることで、踏まれた芝が自然と立ち上がるようにするなど、徹底的に品質を追求したという。

会見当日の中庭の様子。3日間で芝生化がほぼ完成したという

会見当日には、3日間で人工芝生化が完成した中庭も公開されたが、従来のようにゴムチップが使用されていないため、服が汚れることもなく、水はけも良好。人工芝ながら温度の上昇もほとんどない状態に、昼休み中の生徒も感心しているようだった。

校庭全面芝生化後のイメージ(創成館高校提供)

グラウンドの全面芝生化は9月中旬に完成予定。名称は創成館のイニシャルと、多くの人の思いが詰まったという意味とするSpiritのSをとって、「Sフィールド」と命名するという。校庭の人工芝生化の可能性を模索し続けてきた同校サッカー部の久留貴昭監督は「6年かかりました(笑)。すごく良いですよ、この芝。これでやっと生徒のけがとかを心配せずに済みます(笑)。ありがたいです」と語り、「生徒たちにはのびのびと、寝転んだり、スポーツをしたりして、学校生活を楽しんでもらいたい」と目を細めていた奧田校長も、「この設備は決して創成館だけのものではない。障害のある方や、シルバー層のスポーツにも活用したい。本校のサッカー部だけじゃなく、地域全体が活性化できれば」と語っていた。

reported by 藤原裕久

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