長崎サッカーマガジン「ViSta」

【チームレポート】アウェイの山口戦で感じた変わらないこと~良い意味で変わらなかった山口の運営と、試合でほしかった長崎の変化~

【現地取材に行く理由】

9月25日にアウェイで開催されたJ2第31節「山口 対 長崎」を現地取材させてもらった。DAZNによる試合中継は大変便利で詳しく、素晴らしいものなのだが、個人的に試合のレビューやら解説を書くには、どうしても現地観戦しないと難しいと感じる。

試合中は、ピッチ内での感覚や雰囲気、カメラの枠に入りきれない位置での選手の動き、ベンチワークなど、どうしても現地でしかわからないものがあるためだ。元からそう思うタチだったのだが、歴代の監督・強化部に「映像じゃ本質がわからないことも多い」「ちゃんとしたものを書くなら現場を見なければ」と言われて、ますますその意を強くした次第である。中には映像でしっかり把握できる人もいるだろうが、私には難しいので原則として現場で見た試合でしか解説記事は書かないことにしている。

今回の山口戦は、通信機材のトラブルのため、試合後のオンライン会見で松田監督のコメントを一部聞き取れないという失態をしでかした。スタジアムによってモバイルルーターの通信強度が不安定になるというのはオンライン会見の弱点なのだが、今回はまさにそれだった。なのでお詫びというわけではないいが、レビューまでは書かないものの、山口でのアウェイ取材で感じたことを書いてみたいと思う。

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