長崎サッカーマガジン「ViSta」

【クラブレポート】2021シーズン総括 (本論・前編)~吉田孝行監督はなぜ勝てなかったのか。その根底にあったわれわれの甘い見込み~

シーズン序盤11試合の指揮を執って解任された吉田孝行監督だが、そのチーム作りは当初、順調に見えた。昨シーズン3位の成績をおさめた手倉森誠監督を、契約期間1年を残して解任するという難しい状況の中での就任だったが、沖縄キャンプや宮崎キャンプのチーム内のムードには暗さもなかった。クラブ的には「絶対に移籍させない」としていた名倉巧と氣田亮真の内、氣田亮真の移籍は止められなかったが名倉を何とか残留させていたし、宮崎キャンプから合流した外国籍選手もモチベーション的に悪くはなかった。選手がほとんど入れ替わらず、変化の少ないことが良い方へ出ていたと感じた。

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