長崎サッカーマガジン「ViSta」

【チームレポート】2月の成績をどうみるか~想定外と想定どおりの狭間~

開幕して早くも2試合を終えた。2月の成績は2戦して1分1敗。スタートダッシュを期待した側にとっては残念な結果でのスタートとなってしまった。

では、チームはうまく機能していないのか?

2試合を終えて1分1敗の勝ち点1。得点1で失点2の17位という数字で見れば、確かにそうかもしれない。だが内容的にはどうか。2試合合計で放ったシュート数は27本で1試合平均13.5本。逆にシュートを打たれた数は14本で1試合平均では7本。シュート数が有利不利を示すわけではないが、2試合ともに相手の倍近いシュートを浴びせている事実は見逃せない。昨年に松田浩監督が率いた30試合で長崎は301本のシュート(1試合平均10本)を打ち、被シュート数は232本(1試合平均7.3本)で、開幕2試合の数字はそれを上回る。昨年のチームと比べて決して劣っているとか、うまく機能していない訳ではないのだ。

激しいマークにあっているが攻撃の中心として個の高さを見せるクリスティアーノ

ではなぜ開幕2試合で勝ちきれなかったのか。最も大きな理由は二つ。

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