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(無料記事)古田「ここで満足せずに普段の練習からもう一段階レベルを上げてやっていきたい」、七牟禮「決定機を決めきれないとプロの競争では残っていけない」【天皇杯3回戦:東京vs長崎】試合後の選手コメント


○古田東矢選手

初めてのプロの試合で緊張はしていたんですけど、周囲の選手が声をかけてくれて、心強く思いながらプレーしました。後半の最後の方で故障者が出たので左サイドに流れたんですけど、(安部)大晴君とは普段からコミュニケーションを取ってやっているので、そこは安心感がありましたし、七牟禮蒼杜が出てきたときも十分にやれると思っていました。

実際にやってみて、まだまだ実力が足りないと思いました。森重真人選手がボールを持ったときに、蹴り方を見て逆サイドにボールを出すと思ったら、森重選手はこちらの動きを見て判断を変えてきたんですよ。これがトップレベルの選手なんだって思いましたね。それに(江川)湧清君なんかが声を出して周囲をカバーする姿を見ていると、自分もそういう選手にならなければ上にはいけないなと思いました。ここで満足せずに普段の練習からもう一段階レベルを上げてやっていきたいと思いました。


○七牟禮蒼杜選手

FWとして得点を意識していました。J1のトップが相手だったので、普段とは違う強度や質を経験できたのは個人的に良かったと思います。この2カ月間くらい故障でチームを離脱していて、そのときに東京戦に出ることを目標にしてリハビリに取り組みました。復帰して、先週のプリンスリーグで結果を出せたことで今回のチャンスが回ってきたんだと思います。

ベストコンディションで臨めなかった部分はあるんですが、40分ちょっとのプレーでも疲れがあったので、プロでやるのならもっと自分自身の強度を高めてる必要があると思いました。何よりFWである以上は、決定機を決めなければプロの競争では生き残れないと実感しました。今日のゲームで自分は決定機が1度あったのに決めきれなかったんですが、クリス(クリスティアーノ)はワンチャンスを逃さなかった。そういう部分は見習っていかなければと思います。なのでクラブユースでもプリンスリーグでも1試合1得点が必ずできるようにすることが、次のチャンスを生かすために重要だと思います。

reported by 藤原裕久

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