ニイガタフットボールプレス

【高知キャンプリポート①】セットプレーを入念に

2月1日(金)晴れ時々くもり

先月16日から高知市春野総合運動公園で行われているアルビレックス新潟のキャンプ。2部練習となった今日の午前は、セットプレーに時間が割かれました。明日、カマタマーレ讃岐とのトレーニングゲーム(13時キックオフ)を控えていることもあり、練習のボリュームを上げられない分、目的を特化し、クオリティーアップが図られました。

際立ったのはスローインのトレーニング。栗原克志ヘッドコーチ、能仲太司コーチがそれぞれ攻守を分担し、投げる場所に応じて具体的かつシンプルに狙いを選手に伝えていました。それを選手がしっかり共有することによって、同じ“絵”を描きながらプレーできるようになります。

これだけ念入りにスローインの練習をするのは、昨年8月に片渕浩一郎監督が就任してからありませんでした。時間を有効活用できるのはキャンプならでは。さらに新潟にとっては、2015年の柳下正明監督(現ツエーゲン金沢監督)以来となる、前年から同じ監督の下に迎えるキャンプであり、チームのベース、継続性があるからこそ、ディティールにこだわることができているといえるでしょう。

CK、FKについては、昨年と同じくジェルソンGKコーチが熱血指導。キッカーを務めたベテランMF小川佳純選手がズバッと意見する場面もあり、活気あふれる時間となりました。

相手には隙を与えず、相手の隙を逃さない。今季のアルビのセットプレー、目を離せません。

reported by 大中祐二

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