【聖籠ノート】イメージをより明確に
首位・水戸とのアウェイゲームをスコアレスドローとしたチームは、昨日のオフを挟み、トレーニングを再開しました。14時からのトレーニング冒頭はミーティングで、水戸戦の映像を使いながら、チームでやろうとするサッカーのイメージをより明確にする作業が進められました。そして室内での筋トレに続き、ピッチでのトレーニングはフィジカル的に負荷を掛けるメニューの組み合わせに。メリハリを付けながら、頭と身体の調整が図られ、次節・山口戦に向けた準備がスタートしました。吉永監督にとって、ホーム初采配となる山口戦。今度こそ勝利をつかもうと全力で鍛えるチームを、フォトアルバムで紹介します。
アップに続いて、攻撃陣と守備陣とに分かれてのトレーニングが行われました。攻撃陣は吉永監督の指導でフィジカルを鍛える要素も含んだシュート練習を、守備陣は栗原ヘッドコーチの指導でサイドチェンジを交えたビルドアップの練習に取り組みました。ボランチの秋山選手も、精度の高いミドルパスを右サイドバックに何本も通していました。
切り替えの早さと強度が追及された4対2。平松選手がグッと間合いを詰めて、パスコースを限定します。
フィールドプレーヤーのトレーニングと並行して、GK練習が進められます。いつものようにエネルギッシュなジェルソンGKコーチの指導に、GK陣は全力で取り組んでいました。
ゲーム形式のトレーニングの前に、吉永監督が選手を集めます。円陣の中で簡潔に伝えられる趣旨・目的に、チームが目指すサッカーのエッセンスが込められています。
ゲーム形式でのヨンチョル選手と柳選手のマッチアップ。プレーするエリア、時間は限定されていましたが、全員が動き続けることが求められ、強度はかなり高いものがありました。
水戸戦で途中出場のフランシス選手は、相手GKのファインプレーに阻まれたものの、鋭いシュートでゴールに迫りました。次こそ、そのシュートがゴールネットを揺さぶる瞬間に期待しましょう!
ピッチでの時間は決して長くはありませんでしたが、ミーティング含め、メリハリのあるトレーニングとなりました。
reported by 大中祐二