【Voice of the Pitch】「NEW DIRECTION」~吉永一明監督インタビュー①~
監督に就任したのが4月14日。それから2週間あまりが経ち、2019年のチームは今、目指すべき場所へと進路をどこに向けているのか。3試合目の采配となる次節レノファ山口戦を前に、吉永一明監督に話をうかがった。
■試合を重ね、積み上げる
――初めての采配となった東京V戦(第10節△1-1)、そして前節の水戸戦(第11節△0-0)を終え、どのような収穫と課題が見えてきましたか。
「収穫は、選手のポテンシャルを確認できたことです。もっとできるという手応えであったり、もっといろいろなことをうまく注入できれば、という楽しみを感じました。
その裏返しといえるかもしれませんが、新潟は非常にまじめな選手が多いので、こちらが言ったことがストレートに、ダイレクトに表現されがちというか。サッカーで大事なところでもある臨機応変さ、融通を効かせるという部分がぼけてしまう傾向があるとも感じました。情報の伝え方、練習の進め方など、気をつけなければならないと思います」
――実直さが新潟のチームカラーですからね。
「それは、貪欲さの表れでもあります。うまくなりたい、勝ちたいという気持ちをすごく持った選手たちが集まったチームだと感じます」
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