【Voice of the Pitch】「NEW DIRECTION」～吉永一明監督インタビュー②～
監督に就任したのが4月14日。それから2週間あまりが経ち、2019年のチームは今、目指すべき場所へと進路をどこに向けているのか。3試合目の采配となる次節レノファ山口戦を前に、吉永一明監督に話をうかがった。
■J2での戦いという新しい経験と発見
――吉永監督にとっては、初めてのJクラブでの指揮になります。それも、シーズン途中での就任です。
「シーズン途中からですが、僕以外はスタッフを含め、これまでと変わるものではありません。そして選手だけでなくスタッフも、チームの外から見ていたときより、ずっと能力が高いということが分かりました。ですから、何でもかんでも自分でマネージメントしようというのではなく、無理をせず、任せるところは任せようと考えています。当然、僕の考えを理解してもらって、意見をもらい、同意を得られた上で物事を進めていけば、みんなが輝き始めるのではないかと思います。チームが上昇するためにもそこが大事で、当然、責任は僕が負いますが、マネージメントも分担しながら、僕が持っていないもの、知らないことを知っているスタッフの力を借りながらやっていきます」
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