ニイガタフットボールプレス

【レビュー】~天皇杯2回戦ツエーゲン金沢戦~「ロスト・オン・ザ・ピッチ」

■天皇杯2回戦/●0-1金沢
■キックオフ/7月3日(土)19:03
■場所/石川県西部緑地公園陸上競技場
■入場者数/1,635人
■天候/曇、弱風、気温/24.8℃、湿度/72%
■ピッチ/全面良芝、乾燥

【メンバー】
[新潟]4-2-3-1/GK:30田口、DF:24川口、23柳、2広瀬、15渡邊泰(69分OUT)、MF:40小川、10加藤大、18渡邊凌(78分OUT)、14田中(63分OUT)、38チョ・ヨンチョル、FW:19矢野、SUB GK:21野澤、MF:7サムエル・サントス(69分IN)、8シルビーニョ(78分IN)、20本間(63分IN)、22森、25秋山、FW:37平松、監督:吉永一明

[金沢]4-4-2/GK:1後藤、DF:25小島、4石尾、3作田、45沼田、MF:7清原、32島津、33梅鉢(70分OUT)、18窪田(82分OUT)、FW:11杉浦、22クルーニー(60分OUT)、SUB GK:21新井、DF:2山本、16毛利、MF:8藤村(70分IN)、17加藤大樹(82分IN)、FW:9小松、10垣田(60分IN)、監督:柳下正明

[審判]主審:野田、副審:越智、竹長、第4の審判員:表

【得点者】〈新潟〉なし、〈金沢〉杉浦(59分)

【サマリー】

両チームとも4日前のリーグ戦とメンバー総入れ替えで臨んだ一戦。2週間前、同じ西部緑地でのリーグ戦で苦杯を喫した試合とは、異なる展開になりました。ボールを動かす金沢に、新潟がセットした守備で応戦という形で推移した試合は、互いに見合うような展開でハーフタイムを迎えます。

後半、新潟の重心が前に。55分、ヨンチョル選手の左クロスを矢野貴章選手がヘディングシュート、56分には右からカットインした渡邊凌磨選手が左足で巻いてミドルシュートを狙います。57分には田中達也選手とのワンツーからヨンチョル選手が右足シュート。いずれも枠をとらえ切れませんでしたが、金沢ゴールに向かう勢いが出始めた、その矢先でした。

59分、相手陣内でプレスを掛けながら縦に大きく蹴られ、川口尚紀選手の背後を取られます。抜け出した窪田稜選手の折り返しをFW杉浦恭平選手に蹴り込まれ、失点。チームは交代カードを切りながら攻め手を探り、終盤はCBの柳育崇選手が上がるパワープレーも仕掛けましたが、1点が遠く、無念の初戦敗退となりました。

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