ニイガタフットボールプレス

【Voice of the Pitch】~高木善朗選手インタビュー③~「今の僕たちの可能性」

J1昇格争いに加わるため、8月の戦いは極めて大きな意味を持ちます。攻守でチームをけん引し、変革の中心にいる高木善朗選手が、ピッチの中で感じていること、挑戦していること。今こそ、話をうかがいます。

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■みんなで助け合い、新潟のためにプレーする

――現在のチームにおいて、善朗選手のキャプテンシーは非常に重要な意味を持っています。

「いやいや、ないっすよ、自分には(苦笑)。ただ、このチームは若い選手、外国人選手が多い。その中で自分はプロになって年数も経っているし、Jリーグでの試合数も多いので、どういうときに得点できそうかとか、点を取られそうかというのが、だいたい分かる。だから要所で声を出すことは意識しています。監督からも、そこはやってくれと言われているし。まあ、もう少しチームに声を出せる選手がいてもいいと思うんですけど」

――2年続けて夏にキャプテンが移籍しました(昨夏は磯村亮太選手がV・ファーレン長崎へ完全移籍、今夏は加藤大選手がアビスパ福岡に期限付き移籍)。なかなかないことですし、変化を乗り越え、チームとして戦っていかなければなりません。

「キャプテンである以前に、1人の選手。シーズン中の移籍はあり得ることです。マサルくん(加藤大選手)が自分のプレーを取り戻して帰ってきてくれたら、チームにとってもプラスになるし。今いるメンバーの誰か1人がマサルくんに代わってキャプテンシーを発揮するというのは、なかなか大変なことです。カウエがキャプテンになったけど、ブラジル人である難しさがあるとしたら僕もサポートするし、みんなでカバーし合えばいい。みんなで新潟のことを思ってやれればいいです」

(残り 1835文字/全文: 2550文字)

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