【Voice of the Pitch】THE ROOTS~舞行龍ジェームズ選手インタビュー②~
白鳥のエンブレムを胸にプレーする姿は、懐かしさよりも早く、私たちがよく知っている信頼感を呼び起こしてくれました。新潟が目指すものを成し遂げるために帰ってきた舞行龍選手の声をお届けします。
■川崎に行って驚いたこと
――2017年に移籍した川崎フロンターレでさまざまな経験をして、2年半ぶりの新潟への復帰となりました。
「本当にフロンターレでは、すごくいい経験をさせてもらいました。もちろん、移籍してすぐにひざをけがして、行く前に自分がイメージしていたのとは全然違ったところもあります。もっともっと試合に出て、活躍したかったんですけど、けがは仕方がない。精いっぱいやったし、やれることはすべてやりました。フロンターレでの2年半に悔いはないです」
――移籍した17年3月に右ひざを手術し、全治約5カ月。どういうけがだったのでしょうか。
「今、振り返ると、自分がまだ若かったな、と思います。少しずつ痛くなっていたのに、移籍したばかりだし、自分ができるところを見せたかった。試合に出たいですからね。あのとき、もう少し自分と素直に向き合って、痛みが治まるまで焦らず、しっかり治せばよかったと思います。
だけど、そこが難しいところでもある。けがをしたとき、“こうしておけばよかった”というのは必ずあるから。けがの経験から言えるのは、この仕事をする上で、体は一番、大事にしないといけないということです。これも、川崎に行って学んだところです。
新潟にいたころも、自主練はやっていました。それが川崎に行ってから、サプリメントや食事の部分をすごく意識するようになった。すごく変わりましたね」
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