【Voice of the Pitch】THE ROOTS~舞行龍ジェームズ選手インタビュー③~
白鳥のエンブレムを胸にプレーする姿は、懐かしさよりも早く、私たちがよく知っている信頼感を呼び起こしてくれました。新潟が目指すものを成し遂げるために帰ってきた舞行龍選手の声をお届けします。
■これからここで、僕にできること
――このタイミングでの、新潟からのオファーでした。
「うれしかったですね、素直に。いろいろなところから話をいただいていて、しっかり考えて、アルビなら戻りたいと決断しました。
正直、この夏に移籍するつもりは、そんなに強くなかったんです。だけど神田さん(神田勝夫強化部長)が、どうかアルビの力になってほしいっていう思いをすごく伝えてくれたので。
新潟は僕を育ててくれたクラブ。こういう言い方は悪いかもしれないけど、35歳くらいで新潟に帰ってきて、すぐに引退しちゃうより、帰るならできるだけ早く帰りたかった。自分は、これからここで何かをできると思っているから。いいものをつくり上げて、アルビの未来をまぶしいくらいのものにして、それで引退する。そういう自分のイメージがあります。
神田さんも、そういう僕を必要としているし、帰ってきてほしいと言ってくれました。じゃあ、新潟に戻って何ができるのか。じっくり考えて思ったのは、J1に上げることです。自分にはそれができると思うし、そういう覚悟で帰ってきました」
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