ニイガタフットボールプレス

【Voice of the Pitch】左サイドの思考~堀米悠斗選手インタビュー③~

状況を見て判断し、選択する。堀米悠斗選手が体現するプレーは、知的好奇心を大いにくすぐってくれます。サッカーの面白さを存分に感じさせつつ、勝利への、J1昇格への強い思いがあふれ出る左サイドバックの思考に迫ります。

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■あのとき、レオに伝えたこと

――今シーズン、残り11試合。チームの現在地と、目的地をどう見ていますか? 試合によって違う現象が起きたり、思ったようなペースで勝点を重ねられないでいるのは事実だと思います。チームとしての積み上げを、どう受け止めているのでしょうか。

「本当に実力が拮抗しているリーグですからね。自分たちの個の力が、スーパーだとも思っていないし。だから勝ち続けるのは本当に簡単ではないけれど、攻撃で崩す局面の再現性は、徐々に高まりつつあるのかな、と思います。特に左サイドですね。

右サイドは、相手が少しでも緩ければ、ひとたちで刺すことができる。左サイドはどういう相手でも、ある程度高い位置、深い位置までボールを運んで、仕掛けるところまではいけるようになってきた。そこの安定感、再現性は高まっていると感じます」

(残り 4099文字/全文: 4570文字)

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