ニイガタフットボールプレス

【レビュー】~明治安田J2第41節・大宮アルディージャ戦~「取るべきポイント」

■明治安田J2第41節/△1-1大宮
■キックオフ/11月16日(土)14:03
■場所/NACK5スタジアム大宮
■入場者数/11,919人
■天候/晴、無風、気温/17.4℃、湿度/40%
■ピッチ/全面良芝、乾燥

【メンバー】
[新潟]4-2-3-1/GK1大谷、DF28早川、5舞行龍、4大武、31堀米、MF6戸嶋、25秋山(71分OUT)、11渡邉新、8シルビーニョ(77分OUT)、20本間(85分OUT)、FW9レオナルド、SUB GK30田口、DF32新井、MF13フランシス(85分IN)、17カウエ(71分IN)、18渡邊凌、FW矢野(77分IN)、39矢村、監督:吉永一明

[大宮]3-4-2-1:GK1笠原、DF45櫛引、3河本、6河面、MF5石川、7三門、18イッペイ・シノヅカ、8茨田(55分OUT)、33奥抜(66分OUT)、20酒井、FW22フアンマ・デルガド(70分IN)、SUB GK21塩田、DF50畑尾、13渡部、MF15大山、11ダヴィッド・バブンスキー(55分IN)、FW10大前(66分IN)、9ロビン・シモヴィッチ(70分IN)、監督:高木琢也

[審判]主審:小屋、副審:戸田、日比野、第4の審判員:権田

【警告・退場】〈新潟〉5舞行龍(警告、83分、遅延行為)、〈大宮〉11ダヴィッド・バブンスキー(警告、90+2分、ラフプレー)

【得点者】〈新潟〉11渡邉新(62分)、〈大宮〉10大前(88分、PK)

先発は前節・岐阜戦と変わらず。チームは序盤から、昇格がかかる大宮の勢いに気おされることなく、落ち着いて応戦。前半はシュート1本に終わりましたが、後半に入ると左の本間至恩選手、右の渡邉新太選手の両サイドハーフが仕掛ける場面が増えます。62分、本間選手のパスを渡邉新選手がペナルティエリア右手前で受け、シルビーニョ選手とのパス交換から、すばらしい先制ゴールを左隅に突き刺しました。しかし大宮の反撃をしのぎ切れず、88分、大前元紀選手にPKを決められて、1-1でタイムアップとなりました。

■大宮の攻めに落ち着いて対応

少し意外だったのは、試合序盤から新潟がボールを持つと、大宮のイッペイ・シノヅカ選手、酒井宣福選手の両ウイングバックが最終ラインまで下がり、5バックを形成したことです。状況に応じ、大宮はブロックをセットした状態で新潟を待ち受けました

もちろん相手の狙いは、「引いて守ってカウンター」という一本調子のサッカーではありませんでした。最前線のフアンマ選手が位置を変えながらハイボールを受け、そこから展開するチームとしての攻めは、洗練されていました。

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