【インタビュー】~STEP!! 本間至恩~(その1)
ひとたびボールを持てば、鋭いステップを踏みながら強気に仕掛けて、2019年シーズン終盤、チームで一番の攻撃のスイッチとなった。リアクションではなく、アクションを起こす。その姿に勇気づけられたのは、一度や二度ではない。ドリブルに込める、熱き思いを聞く。
■成長を実感するとき
――今季が始まる時点で、すでにトップデビューを果たし、リーグ戦でゴールも決めていた本間至恩選手。プロ1年目はシーズン終盤、左サイドハーフの定位置をつかみ、3ゴールを挙げました。
「終わってみたら早かったですね。試合に出られない時期は、長く感じましたけど。シーズン最後にスタメンで出始めたら、次々に試合が来て、時間が経つのが早かった。試合に出る、出ないというので、とても違いがありました」
――先発に定着したのは10月半ば。それまで、どのようなチャレンジを続けていましたか?
「とにかくアピールしないといけないと思っていました。できることしかできないから、自分が思っていたのは、とにかくドリブすること。でも、それで紅白戦でボールを奪われることもしょっちゅうで。アピールしようとするんですけど、悪いプレーにつながってしまう。難しかったです。それに練習の紅白戦でも練習試合でも、まずはチームが勝たないと意味がないですし」
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