ニイガタフットボールプレス

【インタビュー】~STEP!! 本間至恩~(その3)

ひとたびボールを持てば、鋭いステップを踏みながら強気に仕掛けて、2019年シーズン終盤、チームで一番の攻撃のスイッチとなった。リアクションではなく、アクションを起こす。その姿に勇気づけられたのは、一度や二度ではない。ドリブルに込める、熱き思いを聞く。

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■海外でプレーするなら

――岡本將成選手のインタビューでも聞いたのですが、2年前の12月、シュツットガルト(ドイツ)の練習参加がかなり刺激になったようですね。

内田潤U-15監督&黒河貴矢U-18GKコーチの対談はこちらから
岡本將成選手インタビューはこちらから

「言葉は全然、通じないんですけど、代わりにプレーで見せました。それが一番、大きかったかな、と。プレーで見せれば、みんな納得してくれるんで」

――海外のチームに入ってプレーするのは?

「中に入って、っていうのは初めてです。アルビのジュニアユース(現U-15)でドイツ遠征には行ってますけど」

――トレーニング参加した当初は、同世代のU-19チーム。至恩選手も將成選手もプレーが認められ、途中からひとつ上のカテゴリーであるU-23チームでのプレーだったそうですね。

「体格は全然、違いますけど、日本人より横の揺さぶりに弱いというか。みんな足が長くて、でもその間合いにさえ慣れちゃえば、難しさはありませんでした。楽しかったですね。けど、海外に行ってプレーするんだったら、言葉は大事だと感じました。私生活がサッカーにも影響してくるわけで。私生活がしっかりしていれば、気持ちも楽にプレーできる。だから海外でプレーするのであれば、言葉を覚えて、コミュニケーションを取れないとだめだと感じました」

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