【インタビュー】~教えて、アルベルト監督!(1)~「ピボーテ/pivote」
2020年のチームをもっと楽しく、もっと愛着を持って応援するために。サッカーにまつわるスペイン流の用語や表現を、をアルベルト監督にうかがいます。第1回はピボーテについて。ボランチ、あるいは守備的MFをイメージするこのポジション。監督はどう考えているのでしょうか?
■ひとりとふたりで違いがある
――今回、新潟は初めてスペイン人監督、コーチングスタッフとともにシーズンを戦います。このインタビューは、これからチームが目指すサッカーをもっと理解し、より愛着を持って応援するために、スペイン流のサッカー用語、キーワードについてうかがいます。ただ、僕の趣味が反映されるので、必ずしも的を射たキーワードにはならないかもしれませんが……。
「大丈夫です(笑)。あらゆる質問をしてください。可能な限り、お答えしますよ」
――まず、ピボーテについて。アルベルト監督は、このポジションをどのように定義されますか?
「それは、4-3-3でプレーするときの話でしょうか?」
――ピボーテがひとりのとき、ふたりのとき、両方をうかがいたいのですが。
「ピボーテがひとり、4-3-3におけるピボーテといえば、みなさんはFCバルセロナのブスケツをイメージされるでしょう。ポジショナルプレーをするとき、非常に重要になる選手です。常に首を振って、周りを見ておかなければならない。
そしてボールを展開し、ピッチ上の監督のように、試合をコントロールすることが何より大事です。どういうテンポでゲームを進めるのか。いつ、攻撃に行くのか、あるいは行かないのか。試合のリズムすべてを支配することが、ピボーテの役割だと考えます。
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