【春野ノート】「リスクヘッジ」
■パスサッカーを目指すからこそ
午後のトレーニング終わりの円陣で、アルベルト監督は選手たちに、オスカル・ヘッドコーチとエウ・フィジコのふたりに拍手を送るよう、求めました。
「今日の最後のメニューは、昨夜、私が彼らに『こういう目的のトレーニングをしたい』と伝えて、それから、ああでもない、こうでもないとふたりで3時間も考えて作ってくれたものなんです。寝る時間を削ってがんばったふたりに、拍手を(笑)」
ミッドフィールドで4人でボールを回す攻撃チームに、時間差で守備側4人のプレッシャーが掛かる。攻撃側はプレスをはがして展開、シュートへ。守備側は奪って素早くカウンター、シュートへ。走る距離とスプリントの要素も盛り込まれ、フィジカルトレーニングとしてのニュアンスもありました。
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