【春野ノート】「覆す!」
■何度もゴールネットを揺らせて
FW陣の中で、自分の立場は下の方だ――というのが、田中達也選手の現時点での自己評価。でもそれは、謙遜(けんそん)では? そう思わずにいられないのは、キャンプ中の達也選手が、本当にはつらつとトレーニング、トレーニングゲームに臨んでいるからです。
同時に、達也選手の性格からすれば、本心からの自己評価でもあると、感じます。『ここから状況を覆していく!』という強烈な思いが、プレーにみなぎっています。これが、20年目の合宿(達也選手は「キャンプ」について、よく「合宿」ということばを使います)で、ベテランFWに目を奪われてしまう理由なのです。
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