【Voice of the Pitch】「テンポを上げろ!」~秋山裕紀選手インタビュー・前編~
J1カ月に及んだ高知キャンプでは、パススピードも切り替えの速さも、これまでより何段階もアップさせることが求められました。開幕を目前に控え、チームの完成度は? 個人としての成長は? ボランチとしてのゲームコントロールは? 2年目の秋山裕紀選手に話をうかがいました。
■最初のタッチに集中
――プロ2年目のキャンプ。たくさんのことを吸収できた1カ月になったのではないでしょうか。
「去年に比べると、まるで緊張することなく、スムーズで、けがもなくキャンプを終えることができました。それが、まずは良かったです」
――アルベルト監督が就任して、どんなサッカーになるのか。楽しみにキャンプインしたと思います。
「正直、最初からポゼッションを重視したサッカーになるのかな、と思っていました。だけど、そこまでボールを動かすわけでもなく、最優先はゴールに向かうことで、そのためにボールを動かすんだよ、というのが監督の考えでした。
ボールを動かすことが目的じゃなく、ゴールを決めるために、じゃあ、チームで何をしなきゃいけないか。それを考えたとき、パススピード、テンポの良さというのを監督は大事にしています。
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