ニイガタフットボールプレス

【Voice of the Pitch】「テンポを上げろ!」~秋山裕紀選手インタビュー・後編~

1カ月に及んだ高知キャンプでは、パススピードも切り替えの速さも、これまでより何段階もアップさせることが求められました。開幕を目前に控え、チームの完成度は? 個人としての成長は? ボランチとしてのゲームコントロールは? 2年目の秋山裕紀選手に話をうかがいました。

※前編はこちら

■最高の準備をして臨む

――アルベルト監督の下、高知キャンプでチームとして目指す方向性が明確になりました。一方で、監督は現実を見据えて、「チームの完成はまだ先」としています。

「完成度としては、監督が求めるサッカーからするとまだまだです。でもキャンプの最初から考えれば、攻撃も守備も、徐々に向上しているのを感じます。チームはこのまま成長を続けて、もっといいサッカーができるようになるはずです。

これから負けられない戦いが42試合始まります。完成するまで待っていられないし、いざとなったらパワープレーをしてでも勝ちにいかないといけない。臨機応変に選手もやらないといけないです。

完成していようがいまいが、ひとつのコンセプトとして、監督が目指すサッカーをしっかり表現しようとプレーする。その作業を、練習からやっていきたいです」

(残り 2180文字/全文: 2671文字)

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