ニイガタフットボールプレス

【Voice of the Pitch】「鉄壁の男」~マウロ選手インタビュー・第2回~

強く、タイトな守備で相手の攻撃を打ち砕き、空中戦でも圧倒する。鉄壁の男が感じている手応えとは――。開幕戦での頼もしいプレーも印象的な新センターバック、マウロ選手に話をうかがいます。

第1回はこちら

■コミュニケーション

――最終ラインの前、ボランチでウルグアイ人のゴンサロ・ゴンザレス選手がプレーするのは、スペイン語が通じることもあって、マウロ選手にとって大きいのでは?

「その通り。開幕戦でも、ピッチの中でいろいろ話して修正しながらプレーすることができた。2人のボランチのうち、基本的にゴンサ(ゴンサロ選手)が守備気味で、ヒロキ(秋山裕紀選手)が前めでプレーする位置関係になっている。ゴンサのプレースタイルは、チームを大いに助けてくれるはずだよ。しっかり守備をしつつ、タイミングを逃さず攻撃にも参加する。チームに活力を与える、バランスの取れた選手だ」

――開幕のザスパクサツ群馬戦は、前半は強烈な風下でした。その中で、チームのスタイルにおいて、舞行龍選手とのラインコントロールが肝(きも)だというのがよく分かりました。

「コンパクトさが大事なんだ。そのためには、DF陣はラインを上げつつ、トップのアラタ(渡邉新太選手)まで40メートルくらいに保ちたい。欲をいえば、もう数メートル、コンパクトな状態にね」

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