ニイガタフットボールプレス

【Voice of the Pitch】~聞かせて、オスカル・コーチ!~(第3回)「私たちが目指すもの」

アルベルト監督の隣に立つ、オスカル・エルナンデス・コーチ。ときにはエウ・ガヴィラン・フィジカルコーチも交え、彼らが熱心に対話する光景を、さまざまな場面で見ることができます。今季のチームづくりを推し進める上で、最重要な意味を持つコーチングユニットのひとり、オスカル・コーチに話をうかがいます。

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■大好きな日本

――今回、こうして新潟で仕事をするようになったきっかけを教えてください。

「まず言いたいのは、私は日本が大好きだということです。何度もバルサの仕事で来日しました。そしてバルサのアカデミーにいたときの上司がアルベルトで、そういう縁もあって今回、彼が新潟の監督をする際に声を掛けてもらいました。もちろん、私は喜んで受けましたよ。私はこれまで15回以上来日していて、アルベルトからすれば、日本に詳しいスタッフを連れて行きたかったというのも、あったのでしょう」

――プライベートでも日本に来たことがあるのですか?

「バカンスではないですね。すべて仕事です。サマーキャンプなどの形でバルサのスクールを世界に展開する上で、アジア担当だったんです。たとえばサマーキャンプという形で、1カ月ほどの間に日本のさまざまな街を訪れました。バルサを離れてからも、サッカー講習会を行うために日本を訪れています」

――その活動の中で、現在、スペイン1部のマジョルカでプレーする久保建英選手とも出会ったのですね?

「そうです。私が最初にバルサキャンプで来日した横浜で。7、8年前のことですね。

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