【Voice of the Pitch】~聞かせて、オスカル・コーチ!~(第5回)「未来」
アルベルト監督の隣に立つ、オスカル・エルナンデス・コーチ。ときにはエウ・ガヴィラン・フィジカルコーチも交え、彼らが熱心に対話する光景を、さまざまな場面で見ることができます。今季のチームづくりを推し進める上で、最重要な意味を持つコーチングユニットのひとり、オスカル・コーチに話をうかがいます。
■私のフィロソフィー
――開幕の群馬戦。あの強風でも、キャンプから取り組み続けているスタイルが崩れませんでした。
「強い風で難しい状況でしたから、もちろん期待したプレーのすべてを出せたわけではありません。しかし、それを表現できた時間帯もありました。とりわけ、私たちが期待するプレーの意図を選手たちが理解し、実践しようとする姿勢にポジティブさを感じました。
守備でミスが少なかったのも良かった。その結果、チームが目指す勝利をつかむことができて、とてもうれしいです」
――今回、最後の質問は少し抽象的になりますが、新潟の可能性をどう感じているのか、聞かせてください。
「それは今シーズンですか? それとも将来的に? どういうニュアンスですか?」
――今シーズンのアルビレックスについてです。
「今シーズン、選手たちが成長する可能性、伸びしろがたくさんあるのは間違いありません。同時に、それを形にしていくためには時間も必要です。しかも、そのための時間が経過する途中も、試合に勝ち続けなければならないわけです。
(残り 1715文字/全文: 2309文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ