ニイガタフットボールプレス

【聖籠日記】「全体から細部へ」

■まずは正しいポジションを

守、破、離、を連想しました。暖かい日差しの中で行われた、今日のトレーニングを見ているさなかのことです。

守破離(しゅはり)。師の教えを「守り」、じきにその型を「破り」、「離れ」、ついには独自の型へと至る。芸事や武道などにおける、成長のプロセスです。

本来的な意味での「守破離」がチームに見て取れる、などといいたいわけではありません。

リーグが中断して1カ月。トレーニングに専念するチームが急成長し、オリジナリティーを獲得しつつある――いやいや、そんな非現実的な話ではなくて。

チームはまだまだアルベルト監督の教えを吸収する「守」の途中、成長の初期段階にあります。アナロジー、類推的なお話です。

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