【Voice of the Pitch】クライフ、サッキ、グアルディオラ~アルベルト監督の、三つの原風景~➃
アルベルト監督は高知キャンプ中のインタビューで、影響を受けた監督として3人の名前を挙げました。リーグが中断し、対戦相手ではなく、自分たちと向き合う時間が続くいまだからこそ、アルベルト監督が理想とするサッカーを、もっと深く知りたい! 三つの原風景を訪ねるインタビューシリーズです。
■ペップとの議論
――グアルディオラの監督としてのスタートは、バルサBでした(2007-2008)。FCバルセロナのアカデミーの同僚として、アルベルト監督は同じ時間を過ごされたわけですね。
「当時、私はまだアカデミーのダイレクターではなく、下部組織の指導者のひとりでした。グアルディオラがバルサBの監督をスタートさせたときに驚かされたのは、彼がバルサのすべてのカテゴリーのトレーニングを熱心に見学し、多くを学ぼうとしていた姿です。監督として、自分には知るべきこと、学ぶべきことがまだまだたくさんあることを理解していて、あらゆるカテゴリーのあらゆる人から学ぼうとしていました。その学習意欲は、本当にすばらしかった」
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