ニイガタフットボールプレス

【スペシャル対談】さあ、円陣を組んで、ダッシュしよう。~内田潤U-15監督&堀米悠斗選手~②「ザ・サイドバック」

新潟への熱い気持ちを胸に戦い、言うべきときはしっかりと発言できる。そんなリーダーシップにあふれる二人の対談です。内田潤U-15監督と堀米悠斗選手が語り合う、「今、僕たちにできること」、「サイドバック」、そして「円陣ダッシュ」について。

①はこちら

■言葉が響く

――今回の対談が、なぜ、この組み合わせなのか。きっかけは、ゴメス選手(堀米悠斗選手)が熱望していたからですが、その理由を聞かせてください。

堀米悠斗選手(以下、ゴ)「新潟がJ2に降格した年、2017年に僕は札幌から移籍してきましたけど、開幕から数カ月したところでウチさん(内田潤U-15監督)と一緒にサッカーをできたんです」

内田潤U-15監督(以下、内)「うんうん、そうだった」

ゴ「フミさん(三浦文丈元監督、現相模原監督)から呂比須さんに代わる間の1週間、ウチさんが臨時コーチを務めてくれて。ホームのレッズ戦のときですね(第11節●1-6)。で、そのときはまだ、(早川)史哉が戻ってくる前だったんですけど……」

――2017年の5月ですから、完全に退院する直前ですね。

ゴ「そのタイミングで、僕たち選手にウチさんが、『戻ってくる史哉をJ2で迎えるのは失礼だ』という話をしてくれたんです。それが強烈に印象に残っていて。

あとは去年、この『ニイガタフットボールプレス』の企画に出たとき、ツイッターを通じてサポーターのみなさんに好きなサイドバックは誰か質問したんですよ」

――はいはい、ありましたね。

ゴ「そのとき、かなりの人がウチさんの名前を挙げていて。現役時代、ウチさんがずっと、この新潟というチームをまとめる役割を果たしていた話はいろんな人から聞いているし、同じサイドバックというのもある。ポジション的にも、今の自分の立場的にも、ぜひウチさんの話を聞きたかったんです。だから今日は対談というより、ずっとウチさんにしゃべってもらって、僕は隣に座ってじっと聞きながら勉強するイメージです(笑)」

内「ははははは(笑)」

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