ニイガタフットボールプレス

【スペシャル対談】さあ、円陣を組んで、ダッシュしよう。~内田潤U-15監督&堀米悠斗選手~③「ザ・サイドバック」

新潟への熱い気持ちを胸に戦い、言うべきときはしっかりと発言できる。そんなリーダーシップにあふれる二人の対談です。内田潤U-15監督と堀米悠斗選手が語り合う、「今、僕たちにできること」、「サイドバック」、そして「円陣ダッシュ」について。

②はこちら

■サイドハーフとのいい関係

――ウチさん(内田潤U-15監督)もゴメス選手(堀米悠斗選手)も、それぞれお互いに聞きたいことがあると思います。

内田潤U-15監督(以下、内)「僕がゴメスに聞きたいのは、サイドバックでプレーする上での縦関係について。うちのフォーメーションだと、攻撃でも守備でもサイドハーフと良い関係性を築かなきゃならないけど、サイドハーフにもいろいろタイプがあるじゃん?」

堀米悠斗選手(以下、ゴ)「はい」

内「それぞれ組む選手によって、どういう工夫をしているのかな、というのを知りたい。サイドハーフについて、ドリブルが好きなタイプ、万能タイプ、パサータイプの3つに分けるとしたら、ゴメスはどういうところを気づかってプレーしているの?」

ゴ「たとえば去年、左サイドで組むことが多かった(渡邉)新太は、万能タイプのサイドハーフになると思います。で、守備に関しても攻撃に関しても、自分がやりたいプレーと新太のやりたいプレーというのが、一致しやすいんですね。だから新太と縦関係を組むと、ストレスなくプレーできます。攻撃であれば、自分が中に入っていくパターン、外を回るパターン、どちらもスムーズに出せるといった具合に。場面に応じて、僕がプレーしやすいように新太もポジションを取ってくれるんです。

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