ニイガタフットボールプレス

【2020年のre:start】~19年12月編/3番目に読まれた記事~

リーグが中断して2カ月。2度目のプレシーズンのようです。そこで、いま一度、2020年のチームへの期待値に注目! 昨年12月から今年2月まで、月ごとに記事のビューワー数を集計、カウントダウンしていくことで、読者のみなさんが新チームにどのような関心を持っていたのかを探ります。

■それは、これからわかる

2019年12月
10位/【2年前、彼らのドイツ修学旅行】~引率のウチさん&クロさんが語る本間至恩選手&岡本將成選手②~(12月4日掲載)
9位/【インタビュー】~cmパスを操る男、秋山裕紀~(その2)(12月10日掲載)
8位/【インタビュー】~cmパスを操る男、秋山裕紀~(その1)(12月9日掲載)
7位/【インタビュー】~STEP!! 本間至恩~(その1)(12月23日掲載)
6位/【インタビュー】~そのCB、快足につき。岡本將成~(その5)(12月20日掲載)
5位/【インタビュー】~そのCB、快足につき。岡本將成~(その1)(12月16日掲載)
4位/【2年前、彼らのドイツ修学旅行】~引率のウチさん&クロさんが語る本間至恩選手&岡本將成選手①~(12月3日掲載)
3位/【勝手に蹴りやがれ】「2019年」(12月30日掲載)
2位/?
1位/?

[CLOSE UP]
2019年は変節の年だった。
断層が動き、最後は景観が一変していた。

2019年、最後にアップしたコラムが、12月の『ニイガタフットボールプレス』で3番目に多く読まれた記事になりました。

2019年は、さまざまな変化が起こった年でした。シーズンが始まったときと終わったときでは、本当に「景観が一変」していました。

「変化」そのものは自然現象のようなもので、ポジティブでもネガティブでもない。

その意味、価値を理解するには、「変化」が時間の経過によって問われ、ジャッジされる必要がある。

だから、コラムを書いた時点でチームに起こった(起こっている)変化がパラダイムシフトであるか、わかるのはこれからだ、と結びました。

僕はその「これから」に、ひとつの願いを込めてもいました。「継」ということです。

「継」は去年の8月、東京で行った『ニイガタフットボールプレス』のトークイベントで、「いまのチームを一文字で表すなら?」という題目における、僕の答えでもありました。

断層が動いて起こった変化の理解はさておき、もしかすると「2019年以前」と「ポスト2019年」の間に、ある種の断絶が生まれるかもしれない。そのとき、継ぐべきものは、継がれていかなければならない。そのことを4カ月前からずっと考え続けています。

それは文化的遺伝子のミームのようなもので、直接、受け渡されなくとも、断層を越え、継がれていく。それが僕の考えです。

応援するサポーターのみなさんがいる限り、これからもチームの本質は続いていく。そう思っています。なぜなら応援とは、そうした本質を、心から、強く、求めることでもあるはずだから。

コラムで使用した写真は、昨年4月16日、監督交代の2日後に撮ったものです。「変化」の途中にあって、そのときの思い、空気、いろいろを込めておきたい。そう思って、シャッターを切った1枚です。

reported by 大中祐二

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