ニイガタフットボールプレス

【2020年のre:start】~20年1月編/6番目に読まれた記事~

リーグが中断して3カ月。現在は2度目のプレシーズンのようです。そこで、いま一度、2020年のチームへの「期待値」に注目します。昨年12月から今年2月まで、月ごとに記事のビューワー数を集計。カウントダウンしていくことで、皆さんが新チームにどのような関心を持っているかを探ります。

■共感と新鮮な驚きと

2020年1月
10位/【勝手に蹴りやがれ】「今シーズン」(1月9日掲載)
9位/【コメント】~トレーニングゲーム高知大戦を終えて~(1月18日掲載)
8位/【春野ノート】「課題を克服しながら」(1月26日掲載)
7位/【春野ノート】「リスクヘッジ」(1月24日掲載)
6位/【インタビュー】~達也のツボ(2)~「まず守備から始まったのは意外でした」(1月26日掲載)
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「ここまでの練習も、守備に多くの時間を割いてますよね。それは意外でした。勝手なイメージで、ボールを握ってるのが最大の守備でしょ、という考え方なのかと思っていたけど。本当に今、守備を徹底的にやっていて、驚いています。練習でも練習試合でも、守備をしっかりやらないと怒られるし、まず守備が求められるんだな、と」(田中達也)

FCバルセロナの公式ファンクラブに入ることを真剣に検討したほど、バルサ好きな田中達也選手。高知キャンプ序盤で行ったインタビュー2回目が、今年1月、6番目に多く読まれた記事になりました。

達也選手は、バルサの攻撃的なスタイル、特に、現在はマンチェスター・シティを率いるグアルディオラ監督時代(2008-2012年)のパスサッカーが大好きだといいます。アルベルト監督のもと、新たなチームづくりはどのように進んでいるのか。達也選手流に語ってもらおうというのが、この企画の趣旨でした。

高知キャンプでの、アルベルト監督のチームづくりはまだまだ始まったばかり。インタビュー連載の2回目で、達也選手は、毎日のトレーニング中、少ないタッチで強く、速いパス回しを要求されることへの共感と、守備におけるプレッシングの強度が予想以上に求められることへの新鮮な驚きについて、話してくれました。

アルベルト監督はバルサのアカデミーダイレクター時代、トップへ昇格させる選手の資質をめぐり、おそらくは当時のグアルディオラ監督とも、盛んに意見を交換していたはず。今季のアルビのサッカーについて、達也選手ならずとも興味津々です。

「アルベルト監督は、バルサに深い縁がある。だからといって、必ずしもバルサのようなサッカーになるとは考えていないけれど、ボールをつなぐサッカーへのあこがれは、やっぱりある」。達也選手の客観的な視点、ポジティブな取り組みに、あらためて感激したインタビュー取材でした。

2020年のチームは、シーズン開幕を迎えるレベルまで、すでに到達しています。ここから、どう進化するのか。トップチームの活動が再開され、さらにリーグが再開された際には、あらためて達也選手の意見をうかがおうと考えています。

reported by 大中祐二

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