ニイガタフットボールプレス

【2020年のre:start】~そのパスが勝機を刻む~秋山裕紀インタビュー①「当てて、落として。シンプルに、スムーズに、ボールを運べるようになってきました」

リーグ中断期間中、さまざまな趣向の企画をお届けしてきたシリーズ【2020年のre;start】。27日の第2節ヴァンフォーレ甲府戦直前スペシャルとして、MF秋山裕紀選手インタビューをお届けします。リズミカルな長短のパスで今季の新潟を躍動させるプロ2年目のボランチは、確かな手応えとともに、リーグ再開に臨みます。

■チームも自分も、良い方向に進んでいます

――先日、行われたベガルタ仙台とのトレーニングゲーム(6月20日@ユアテックスタジアム仙台。45分×2本は△3-3、30分×1本は△0-0)でのパフォーマンスはいかがでしたか?

「個人としてフォーカスしていたのは、とにかくたくさんボールに触って、ゲームを組み立てていくことでした。ベガルタとは中断期間前にも練習試合をしましたが、そのときは圧倒されて、何もできないまま終わってしまいました。そのときも引き分けたのですが、個人としてもチームとしても、良い内容ではありませんでした。

今回は自分もしっかりボールを持ってプレーできたし、チームとしても狙い通りの戦術で攻撃することができました。個人としても、チームとしても、良い方向に進んでいるのを感じています」

――中断前の練習試合で何もできなかったというのは、どういう場面で感じましたか?

「相手にプレッシャーを掛けられたときであったり、長い時間ボールを持たれて、回されていた状況ですね。中断前のゲームでは、自分たちがボールを持って何かをする時間帯が、あまりありませんでした」

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